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誤診によって余命わずかだと宣告された男が、昭和天狗となって世の悪と戦う活躍を描いたアクションギャグコメディ。異様なまでに武士の気風を残す中年男・痴葉周作（ちば・しゅうさく）は、２時間もかけて歩いて会社に通うほど健康を大切にしていた。そして週に１回精密検査を受けていた痴葉は、頭のレントゲンに黒い腫瘍が見つかり、現代の医学では治癒不可能な「天中病」だと診断され、余命358日だと告げられるが……!?
残された人生を昭和天狗となって世の悪と戦う痴葉周作（ちば・しゅうさく）は、悪の組織・根来（ねごろ）衆に命を狙われる。そして痴葉に最初の刺客・猿丸（さるまる）を倒された根来衆は、次なる刺客として天才忍者・服部半蔵（はっとり・はんぞう）に指令を出す。しかし年老いて病床に伏した半蔵は、息子に背負われて痴葉家へ向かうことに。一方、命を狙われていると知った痴葉は、自分の影武者を作って……!?
老人ホームの慰問にやってきた昭和天狗こと痴葉周作（ちば・しゅうさく）と仲間達。奇跡の馬に芸をさせたり、黒田節で英代（ひでよ）が胸をはだけたりと、老人達を楽しませる痴葉一行だったが、最後の芝居「天狗見参」でトイレへ行った痴葉が出番に遅れてしまう。その時、舞台のセクシーな英代に興奮したボケ老人が、劇に乱入してきて……!?
正義の男と呼ばれる昭和天狗こと痴葉周作（ちば・しゅうさく）を憎悪する椿三十郎（つばき・さんじゅうろう）は、安部川（あべかわ）を利用して昭和天狗と対決する。そして三十郎の卓越した技量と凄まじい気迫に圧倒される昭和天狗は、木刀をはじき飛ばされて窮地に陥ってしまう。そんな時、忍（しのぶ）や中西（なかにし）達が昭和天狗を守ろうとして……!?痴葉の男気に感動する完結巻。
