あらすじ

北寮5階内での掃除当番を決めるゲームに敗れ、1週間ひとりで裏庭掃除をすることになった大輔。そして迎えた初日の朝、しぶしぶ作業をしていると、立ち木の前にナゾの皿が落ちているのを発見。ゴミかと思って処分しようとした矢先、野良猫が現れ、さらにその猫にエサを与えようとする女子学生もやってきて…。
花の都(1)

北海道の山奥&中高一貫の男子校で6年間を過ごしてきた都築大輔・18歳。この春、東櫻大学水産学部に合格し、バラ色の大学生活に胸をときめかせて上京してきた。だが、入居する学生寮「鵬櫻寮」は想像以上にボロく、いきなりチンピラ風の先輩に絡まれたり、寮の歓迎会の空気はモノすごい体育会系だったりで…。

花の都(2)

北寮5階内での掃除当番を決めるゲームに敗れ、1週間ひとりで裏庭掃除をすることになった大輔。そして迎えた初日の朝、しぶしぶ作業をしていると、立ち木の前にナゾの皿が落ちているのを発見。ゴミかと思って処分しようとした矢先、野良猫が現れ、さらにその猫にエサを与えようとする女子学生もやってきて…。

花の都(3)

東櫻大学に入学してから3度目の春を迎えた大輔たち。だが大輔自身は、同室の先輩・小田が大学院に進んで寮に居続けているので、部屋では相変わらず命令される日々を送っていた。ある夜、小田にジュースを買いに行くよう命じられた大輔は、真っ暗の階段を下りて1階の自販機に向かうが、そこで不審人物が学校のゴミ箱に火をつけるのを目撃して…。大学寮生奮闘記、感動の完結巻!!