あらすじ色あせない、こころの風景。「ASCENE」「BSCENE」に続く武富智の短編作品集第3弾。週刊ヤングジャンプ増刊等に掲載された作品に、単行本描き下ろしを加えた7つの短編を収録。ぼくらは繋がっているんだ。きっと。どこかで――。
2000年代のヤングジャンプに掲載されていた連作短編集。A・B・Cとそれぞれの巻で話の繋がりは少しあるけど基本的にどの順番で読んでも良いと思う。おすすめはCの「どんぐり飴」「大恋愛」などは特に出色で、甘くてほろ苦い青春短編でスッと心に入りやすい。他の短編はちょっと重めで大人なビターさが強いので初見の人に薦めるなら断然3巻の「C」から手に取ってみてはどうでしょう。