あらすじ

倒れた一紗を心配する雷太と風太の前に現れたのは、一紗の母親だった! 彼女の口から運命の番だと告げられた二人は、ある重大な選択を迫られる…。「ずっと一緒にいてくれ、一紗」兄弟の出した答えは――?
俺たちはケモノじゃない

凶悪αと恐れられている、高校生の鬼塚雷太 (おにづからいた)と弟の風太(ふうた)。そんな彼らが慕って止まないのは、一見華奢で美少女のようなΩの一紗(かずさ)。見かけによらず正義感と漢気に溢れ、Ω性に囚われず強く生きたいと願う一紗だったが、医者からは「運命の相手がすぐそばにいる」と告げられていた。ある日、鬼塚兄弟と三人きりの教室で発情期が来てしまい大ピンチに…!! 本能も運命も切り抜けたその先にあるものとは―― α兄弟×Ωの三つ巴学園ピュアラブコメ!

俺たちはケモノじゃない act.2

初めての発情期を迎えて以来、雷太と風太に対して気まずい瞬間がある一紗。無関係だと思っていた恋愛や番を意識し始めていて、Ωとしての自分に戸惑いが隠せない。そんな中、先日抑制剤を盗んだ犯人から「謝罪がしたい」と手紙が届くが――

俺たちはケモノじゃない act.3

『運命の番は俺だ――!!』一紗への恋心を自覚した風太と雷太。どちらがパートナーにふさわしいか選んで欲しいと激戦を繰り広げるが、一紗から「番になるためにαとΩが何をするのかわかっているのか」と真っ赤な顔で問いただされて…!

俺たちはケモノじゃない act.4

倒れた一紗を心配する雷太と風太の前に現れたのは、一紗の母親だった! 彼女の口から運命の番だと告げられた二人は、ある重大な選択を迫られる…。「ずっと一緒にいてくれ、一紗」兄弟の出した答えは――?

俺たちはケモノじゃない act.5

風太に番になってくれと迫られた一紗は、ヒートで意識が朦朧とする中で雷太の「獣の部分を取って残ったのが、本当の気持ちなんじゃないか」という言葉を思い出す。この恋心は本能か、それとも――? α兄弟×Ωの三つ巴学園ピュアラブコメ、ついに完結!