あらすじ

「おろそう」同居した男と子供ができてしまったサキ。しかし彼の冷たい対応…その上出て行ってしまった…。仕事を続けるサキだったが、一人の収入では家賃が重くのしかかる。滞納の上ついに逃げ出してしまうサキだが、厳しい現実が…。まんが喫茶で夜を過ごすうちに体調を崩し、流産してしまう…。どん底のサキに手を伸ばしたのは中学時代の同級生のアヤメだった…。「一人でやり直そう」と一からやり直すことを決意するが…。
サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 1巻

「お母さんと一緒にいたいだけ…」母一人娘一人での生活は寂しかった。サキは物心つく前に父を失い、母は娘・サキを育てるため必死に働いていためサキはいつも一人だった。働く母の背中を見ながら、サキは友人ミサコの幸せそうな家庭を羨むが、望んでも手はいらない幸せに苦悶する。「手に入らなければ自分で作ればいい」そう決心したサキは独り立ちすることを決意する。つまずき、もがきながら、自分が求める「幸せ」を掴もうとする…。

サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 2巻

「一緒の高校には行けない」友人ミサコと違う高校へ行くことを決めるサキ。同情される友情関係は続けられない、違う進路を選んだサキは、ミサコからのSNSメッセージをブロックしてしまう。ショックを受けたミサコだった…。そして高校から寮生活を選んだサキは母親からも離れる。そして生活費の足しにアルバイトを始めるが、慣れない仕事に「働くということ」の大変さと母親の苦労を知ることになった。サキは「幸せ」を掴めるのか?

サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 3巻

「おかえり」久々の帰郷に笑顔で迎える母親。サキは卒業後、就職すること告げる。その帰郷でミサコと駅ですれ違うサキ。何も言葉を交わせず、それぞれの思いだけがすれ違う…。高卒で就職活動をするサキだったが、思うように仕事が決まらない。そんな中バイトを続けることで生計を立てることになる…。そして友達の伝手でアパートをシェアすることになるが、相手は男性だった…。そして成り行きで付き合うようになるが…。

サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 4巻

「おろそう」同居した男と子供ができてしまったサキ。しかし彼の冷たい対応…その上出て行ってしまった…。仕事を続けるサキだったが、一人の収入では家賃が重くのしかかる。滞納の上ついに逃げ出してしまうサキだが、厳しい現実が…。まんが喫茶で夜を過ごすうちに体調を崩し、流産してしまう…。どん底のサキに手を伸ばしたのは中学時代の同級生のアヤメだった…。「一人でやり直そう」と一からやり直すことを決意するが…。

サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 5巻

「こんな私が嫌い…」職場の新入社員はミサコだった…。突然の再会に戸惑うサキに対しても明るくふるまうミサコ。もう一度友達やり直せるかもと思いつつ、職場の人気者になっていくミサコについ逃げてしまう自分に嫌悪する…。それでも前向きに生きようとするサキだったが、会社の「リストラ」されることを知ってしまい…また逃げてしまう…。居場所を失っていくサキは、母親のもとに戻ろうと、かつての家に向かうのだったが…。

サキかけの花~彼女と私の幸福度~ 6巻

「死んじゃってもいいか…」かつての家は解体中だった。工事中の事故に巻き込まれたサキは病院に担ぎ込まれる。サキの前にミサコが駆け込んでくる。すれ違うミサコとサキの友情の行方は? 「私なんて…死んじゃえばよかったんだ」というサキに母親のかけた言葉は? 「幸せになりたい」と願ったサキが、後悔だらけの人生ので得た大事なものは、家族と友人との「つながり」だった…。感動のクライマックス!