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モラハラ自己中夫・森永隆志から逃れ、実家に身を寄せる主人公・結衣。不幸のどん底にいる彼女は離婚相談のため弁護士・冬樹薫の元を訪れる。結衣の話を聞いた冬樹はモラハラ夫は支配欲が強く、危険な行動をとる場合があると警告する。心配しすぎではと考えていた結衣の前に突然夫が現れる。相変わらず上から押さえつけるような物言いの夫に、結衣は決意を固める…!!
実家に押しかけてきた夫は、非難の限りを尽くし強引に結衣を連れ帰ろうとする。冬樹の仲裁でその場を阻止され、接近を注意された夫はそれ以降、結衣に直接近づくことはなくなったが、「死にたい…」などどいったメールを結衣に送りつけ気をひこうとする。結衣がうんざりしていると、夫の恋人だという女性が職場に訪ねてきて…。
夫の恋人だという女性に声をかけられる結衣。話をしたいと言われカフェに入ったものの「なぜ別れてくれないのか!」と結衣をまくし立てはじめる。夫が女性に伝えているであろう情報があまりにでたらめで、結衣は心底疲弊する。その後、女性の相談のため結衣は冬樹を訪ねる。憔悴しきった見た結衣を見た冬樹はー…。
誘拐された可能性がある甥・優斗を探すため、結衣は冬樹と二人で捜索することに。どうやって探すか途方に暮れる結衣だったが、冬樹の助言のおかげで優斗とその父親をファミレスで発見する。父親が興奮して逃げ出さないよう、ことを荒立てず対応する冬樹を見て、今まで以上に心強さを感じる結衣だったが…。
冬樹の元妻・美伽と出会った結衣は、綺麗で自信に満ちている美伽に劣等感のようなものを感じてしまう。冬樹と美伽が離婚した理由とは?まだ二人は愛し合っているのでは?悩む結衣に離れてくらしている父が亡くなったとの知らせがあり…。
冬樹の元妻の登場により再び傷つくことを恐れた結衣は自ら冬樹と距離を置く言動をとってしまう。しかし冬樹への気持ちを消すことは出来ず後悔ばかりが募っていった。幼い頃に離別した父の葬儀へ出席することになった結衣。父の生前の様子を聞いたが自分を想ってくれた様子がないことに落胆し、それと同時に自分勝手な気持ちに情けなさを感じていた。期待したところで裏切られる。気落ちした結衣に冬樹から電話がきて…。
