あらすじお茶会の授業の日から、クローディアからつけられていると感じているモニカ。困惑しながら過ごしていたら、以前モニカが階段から落ちるきっかけになったカロラインからお茶会に誘われる。何か思惑がありそうだとは感じるものの、断れず参加することに……お茶会を開始しすると、モニカに「先日の件は事故だったとシリルに証言しろ」と迫るカロライン。モニカはおびえながらも毅然と立ち向かう。そして勧められら紅茶を飲んだところ、モニカに異変が――!そこへ駆けつけたのはクローディアで………?オドオドモニカが自分のためでなく人のために成長を見せる第5巻!
主人公はリディル王国の魔術師の頂点である七賢人の1人に数えられる魔女モニカ・エヴァレット。 彼女は世界で唯一、魔術式を無詠唱で魔術を発動することができるため、「沈黙の魔女」という二つ名で呼ばれていました。 しかし、そんな彼女はの素顔は極度の人見知りで、彼女の代名詞である無詠唱魔術も実は人前で言葉を発することができなかったために身に付けた術でした。 そんなモニカが王国の第二王子の護衛任務を命じられたことで物語が動き始めます。 第二王子は全寮制の名門校に通う18歳ということで、モニカに与えられた任務は「第二王子本人にも気づかれぬよう彼を護衛すること」。 そんな経緯で、天才魔女だけど人とのコミュニケーションが苦手なモニカの、第二王子の通う学校への潜入生活が始まるという物語です。 1巻まで読了