お気に入り度を登録
public
star_border
star_border
star_border
star_border
star_border
緊急事態宣言下のある街で女が橋から飛び降りた——。 90’sを生きたパンク少女たちは、失った仲間と青春を引きずったまま40代の今をもがきつづける。 白と黒で描かれる、痛みに満ちた青春とミドルエイジ。 第3回トーチ漫画賞で〈山田参助賞〉を受賞し、山田参助氏に「圧倒的によかった」「今すぐ本にしてほしい」と言わしめた、40代主婦・入魂のデビュー作。
学生時代、ブスといじめられていた牧野里穂。全身整形をしてマッチングアプリでパパ活をはじめた牧野は、かつてのいじめっ子たちに接近しようとする。マッチングアプリを使って違法な性産業を営む、彼らに復讐するために…。
持ち前のパワフルさで薄給かつ激務の介護業界を奮闘する介護士「神田はんな」。 彼女は2年前に導入された介護ロボット「アレテー」が気に入らない。 労働時間の制限なし、専門的な介護作業は◎、しまいにはセンサーで人間の感情まで理解する。 そんな万能さが勘に障るのだ。しかしある日、彼女は「アレテー」の秘密を知ってしまいーーー。
性暴力の告発。しかし…救いを求める声は届かない。衝撃作品、待望のコミカライズ! 動物病院に勤める看護師・九重咲歩は、かつて、小説講座の人気講師・月島光一からその才能を見込まれていた。しかし、それにつけこむようにして行われた、月島から咲歩への性暴力。誰にも言えない秘密を抱えたまま生きる咲歩だったが、一方の月島は講師としての地位を確実なものとし、マスコミにも登場するようになっていた。その姿を目にした咲歩は、苦悩の果てに7年前の月島の行為を告発することを決意。しかし、そこにはさらに大きな苦しみを伴う戦いが待っていた…。 井上荒野による衝撃的小説を、新鋭・粟森きちが渾身の力でコミカライズ。「今の時代」を貫く、物語。
全台詞がキラーワードで世界観ゴリゴリ、絵もワードも徹底的にかっこつけててかっこいい。 読みづらいと言えば読みづらいけれど、ここまで貫いているとだんだん気持ちよくなってくる。 90年代をパンク少女として生きたキョンシーとモーリン。 スリーピースバンド・彼岸花を結成し青春を捧げたけれど、ボーカルの愛は22歳で死んでしまった。 2018年、専業主婦のキョンシー、未だ処女で派遣社員のモーリンは、世紀末を引き摺ったまま空虚な日々を過ごしている。 彼岸花を失って40代になっても、世界に中指を立てて生きる2人がかっこいい。痛くてヤバくて貫いててかっこいい。 ファミレスの喫煙席で拳合わせて、じゃ次に会うときは「墓場で」ってかっこよすぎる。次に会うのはマジで愛の墓場の前なのもいい。 かっこつけ続けるかっこよさに向き合いましょう。ノーフューチャー。