あらすじ衝撃のデビューからはや10年。最近は古書店の居候同然のひで次くんが、創作活動を再開。アニメ化や大学講師の話まで舞い込むかと思えば、サイン会は無人状態など、浮き沈みの日々。虚実とりまぜた漫画家の実存的日常を描く新感覚コミック。
どこまで本当の話か分からないけど面白かった!スランプに苦しんでる1巻より、漫画家としての仕事が充実してきた2巻の方が読み応えあるかも。いつか読もうと思ってた「拡散」が月産7ページ、年1連載、6年かけて完成した作品だって知らなかった…。これは心して読まねば…。「拡散」の元担当さんが度々登場して結構厳しいことも言うんだけど、小田ひで次の一番の読者はこの人なのかもと思うような愛情を感じましたね。岩手にある実家の本屋が閉店する時に小田ひで次、黒田硫黄、五十嵐大介、小原愼司の合同サイン会をしたって話は本当なのだろうか。笑っちゃうくらい豪華だな〜!