あらすじ

娘が生まれるまでにフィギュアの造形師になる夢を叶えると妻に約束したタツロウ。またたく間に娘が生まれたが、約束は果たせていない。そんななか、2011年3月11日に亡くなった友人の三回忌がおとずれた。いまだふさぎ込んでいる友人の恋人、娘の将来、自身の夢、妻との約束……何かを得るためには何かを捨てなければならない――。夢に達する男(リーチマン)がどうにもならない状況で必死にもがいた日々を描いた「主夫漫画」の最終巻。
リーチマン(1)

東京都豊島区巣鴨に夫婦で住むヨネダタツロウ、32歳。デパート勤務の嫁を支えて「主夫」として家事にいそしむ日々を送る。そんな彼にも夢がある。フィギュアの職人になりたい!……けど……でも……自信がなくて……。そんな優柔不断な夫を厳しくも温かく励ます嫁。そんな二人のゆるやかで優しい日常を描いた「主夫漫画」!!

リーチマン(2)

東京都豊島区巣鴨に妻と暮らすヨネダタツロウ(32歳)は、フィギュアの造形師を目指す専業主夫で、趣味は自転車。2011年3月11日、この日も主夫業の合間にフィギュアの制作にいそしんでいた。この日、タツロウの自転車仲間である友人は、たまたま気仙沼に帰省していた。連絡のとれなくなった友人の恋人から、捜索に同行してほしいと頼まれたタツロウ。ひとりでは受け止めきれない巨大な運命に、必死で向き合う人々の物語。

リーチマン(3)

娘が生まれるまでにフィギュアの造形師になる夢を叶えると妻に約束したタツロウ。またたく間に娘が生まれたが、約束は果たせていない。そんななか、2011年3月11日に亡くなった友人の三回忌がおとずれた。いまだふさぎ込んでいる友人の恋人、娘の将来、自身の夢、妻との約束……何かを得るためには何かを捨てなければならない――。夢に達する男(リーチマン)がどうにもならない状況で必死にもがいた日々を描いた「主夫漫画」の最終巻。