あらすじ【電子限定!! 魅惑のわくわくフルカラー漫画付き】写真部たちは学食でご飯を食べていた。だが箸は進んでいない。期末テストの結果がすこぶる悪かったからだ。部長は呟く。「昔はよかったなあ、試験も何もなくて」――ねえ、知ってる?桜の花の落ちるスピードそして部長の過去が明かされ……る……?笑いあり、涙あり、えっちありの第2巻。WEBコミック誌「コミックライドアドバンス2021年2月号、2022年1月号~2月号、および4月号~8月号」同単話版9話~15話までを収録しています。
『惰性67パーセント』をずっと読んでいられるマンの自分としては、本作もドンズバでした。 あちらが、だらだら何やっているかわからない(失礼)大学生の集団なのに対して、こちらはきちんとサークル(写真部)をやっているので、軸足がある分違う風味を楽しめます。 写真部の活動を通して、基本お色気ありおバカありの流れ。 男女混合のサークルで、わちゃわちゃしていると陰キャとしては血涙して憤死しかねないのですが、『惰性67パーセント』同様、そんな激しい気持ちにならないのが不思議。 たぶんそこまでキャラクターがキラキラはしていないからなんだと思う。 みんな、隠し事があったりオタク趣味があったり、同族の臭いがするから、共感のほうが強い。 それでも、こういうキャンパスライフはいいなぁと思いました。 山も谷も何もなく、無目的で過ごした日々が今となっては尊いです。