あらすじ託された想い。それは、「パンドラの函」をあるべき姿へと導く事。リアは覚悟と決意を固め、再び歩みを進める。現世の美しさに酔いしれる者、自身が崇拝してきたものに疑念を抱く者、そして、人間への憎悪の象徴として奮迅する者。「大霊峰グレイロープ」交錯する運命の結末はそこにある――。パンドラの函を巡る少女の生き様を描く黙示録幻想譚、第4巻。