今まで母親に洗脳され逆らえなかった正臣を守るため、義母の待つ義弟の結納式に向かうみちる。そこで義母に理想の長男の嫁にはなれそうにないと告げ、さらに「平川家の人間ではなく、一個人として見てほしい」と、長男の嫁に代々受け継がれてきた着物を戻す。そんなみちるの覚悟を知るやいなや、今回だけは平川家の嫁として出席してほしいと懇願する義母。その姿に負け、いったんは体裁を保つため義母の申し出を受け入れるみちるだったが、今後は平川家の長男の嫁としては振舞えないと告げる。それ以来、今までの義母の態度がウソのように軟化するが、裏ではみちるを「ハズレ嫁」と悪態をつき、正臣との関係を悪化させ離婚させようとしていて……!?※この作品は、『ストーリーな女たちブラック』Vol.67~70に収録されています。重複購入にご注意ください。