フリマで恋人を買う話

フリマで恋人を買う話

大学生の能登まひろはゼミの集まりの帰り道、何でも売っているという不思議なフリマで、「理想の恋人」を買った。翌日まひろのもとには「彼氏」を名乗る見知らぬ男、秋津があらわれる。自分の望んだ理想像に等しい秋津に困惑しつつも、惹かれていく能登。しかし「フリマでは対価として自分の大切なものを差し出さねばならない」ということを思い出す。酔って忘れてしまった自分が差し出した「対価」とは一体何だったのだろうか…。twitter(現X)で連作の形で描いていた作品です。描きおろし後日談収録。
フリマで恋人を買う話

フリマで恋人を買う話

大学生の能登まひろはゼミの飲み会の帰りに不思議なフリーマーケットに遭遇した。なんでも売っているというそのフリマでまひろは、酔った勢いで「理想の彼氏」を所望する。酔いつぶれて眠るまひろを翌朝揺り起こしたのは、その「理想の彼氏」だった…。
UFOの隠れ場所、君といた場所・つよがり

UFOの隠れ場所、君といた場所・つよがり

屋乃啓人の「UFOの隠れ場所・君といた場所」と「つよがり」の2篇を収めた電子書籍です。「UFOの隠れ場所・君といた場所」小学生の頃、北洞さんとふたり、UFOを探した。結局見つからなかったけど、満天の星空は目に焼き付いている。それから幾年月、大人になって、恋人と手をつないでふと空を見上げたとき、あの頃のことを思い出す。大人になることが切なくて寂しい、でも受け入れるときが来た。そんなお話。「つよがり」江口隆之介は幼馴染の大野あすみに思いを寄せている。気持ちを伝えられない彼が取った手段は「ギターを弾く」ことだった。幼馴染という幻想に甘んじていたが、ふとしたことで、大野が自分を置いて一人で歩んでいる事を知る…。
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