傾いた左門寺建設再建のために、出資を申し出てくれている会社の人物として現れたのは、村雨コーポレーションの若き部長・与謝野だった。何もかもが完璧な与謝野は、辰哉に左門寺建設を継ぐべきだと迫り、「怒っている君はなかなかチャーミングだ」となにかにつけて辰哉の神経を逆なでるような物言いで挑発してくる。大事なメイとのことにまで触れられてイライラを募らせるが、話をするうちに、与謝野が信頼に値する人物だと感じた辰哉は……。やり手のエリートリーマン×素直になれないトラウマもち御曹司のお仕事ラブ!(「恋愛不安症の孤独~きみがくれたぬくもり 辰哉編~2」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.46に収録されています。重複購入にご注意ください)
今の自分を変えるために、メイと向き合わねばと決意した辰哉。けれど勇気が出ず、追いかけてくるメイから逃げ出してしまう。自分を変えられず打ちのめされ帰宅したところに、与謝野が待ち受けていて、辰哉は荒ぶる気持ちのまま与謝野に自分とメイの過去をぶちまけてしまう。幻滅されると覚悟していたけれど、与謝野は辰哉の屈折した気持ちを理解してくれていた。その優しさに辰哉の心は揺れ……。そんな折、辰哉の父に異変が!? やり手のエリートリーマン×素直になれないトラウマもち御曹司のお仕事ラブ!いよいよ佳境!(「恋愛不安症の孤独~きみがくれたぬくもり 辰哉編~3」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.47に収録されています。重複購入にご注意ください)