あらすじ

市役所の市民課に勤める谷崎舟は、頻繁に窓口にやってくる男・新田陽翔に密かに惹かれていた。ところがある日、その新田が結婚と離婚を繰り返す、役所でも有名な人物だと知ってショックをうけてしまう。堅物で融通の利かない厳しい性格の舟からは考えられないような行動をとっていた人物がが彼だったなんて! そんなある日、たまたま窓口で新田の対応をすることになり!?(「ガラス瓶の中の船1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.42に収録されています。重複購入にご注意ください)
小説花丸 ガラス瓶の中の船1

市役所の市民課に勤める谷崎舟は、頻繁に窓口にやってくる男・新田陽翔に密かに惹かれていた。ところがある日、その新田が結婚と離婚を繰り返す、役所でも有名な人物だと知ってショックをうけてしまう。堅物で融通の利かない厳しい性格の舟からは考えられないような行動をとっていた人物がが彼だったなんて! そんなある日、たまたま窓口で新田の対応をすることになり!?(「ガラス瓶の中の船1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.42に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 ガラス瓶の中の船2

「奥の席から見てたこと、気づいてないと思ってた?」できればお近づきになりたくない新田の家に忘れ物を届けに行った谷崎は、妙に親しげに絡まれ、なぜか新田の部屋で鍋を囲むことに! 飲みなれない酒を飲み酔っぱらった谷崎は、結婚について余計なことを口に出してしまった。すると新田が「俺のことを好きな子は、目を見るとわかっちゃうんだよ」と意味深に言ってきて!?(「ガラス瓶の中の船2」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.43に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 ガラス瓶の中の船3

「なぁ、谷崎さん。俺達付き合おうぜ」新田にそう言われ、心をかき乱されてしまった谷崎。新田の言葉はもちろん信じられなかったが、一番信じられないのは、それを嬉しいと思ってしまった自分だった。何度でも会いに来ると言った通り、新田は頻繁に谷崎の目の前に現れるようになった。恋愛なんか一生しないと谷崎は思っていた。想い合う心がいかに脆いものか、谷崎はよく知っていたから。このままでは新田の気持ちにひきずられてしまうと感じ、谷崎は「僕に構わないで欲しい」ときっぱりと告げた。するとどうだろう、新田はぱたりと姿を見せなくなってしまって!?(「ガラス瓶の中の船3」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.44に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 ガラス瓶の中の船4

「僕はずっと……ずっと君のことを見てたんだよ」同僚の泉から、新田と付き合っていると告げられた谷崎。あんなにいい加減だった新田がきちんと働き始めたことも知り、自分から彼を遠ざけたにもかかわらず、谷崎はショックを受けてしまう。ある日、泉が職場に婚姻届を取りにやってきたことで、自分の気持ちに嘘がつけなくなった谷崎は、想いを告げるために新田のもとへ急ぐが―――。八方美人系チャライケメン×役所勤務の生真面目公務員の正反対ラブ、完結!(「ガラス瓶の中の船4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.44に収録されています。重複購入にご注意ください)