あらすじその夜は、まるで暗闇が攻めてくるように村の外から徐々に暗くなってきた。そして鯉太郎は闇坊が現れたことに気付く。世界を闇で包み、闇の闇坊たちの大群は月をひと飲みし、灯を隠し、希望をなくし、闇一色にする。暗闇こそ我らが故郷、我らが生命と、村全体を黒く塗り込め、支配しようと暴れまわる…!!