あらすじ
東京藝大を中退し、翌年、東大に合格。幼い頃から大人にほめられることの多かった私だが、大人になった今、まわりができる“普通”のことができずに戸惑っている。優等生に見られていた私は、実は不安定な母と、床上60cmのゴミが積まれた汚部屋で暮らしていた。父はというと、幼い頃は疑問を持たなかったが、今考えると、謎の多い人だった。それもそのはず、私は父の戸籍にはいなかったのだから――。
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東京藝大を中退し、翌年、東大に合格。幼い頃から大人にほめられることの多かった私だが、大人になった今、まわりができる“普通”のことができずに戸惑っている。優等生に見られていた私は、実は不安定な母と、床上60cmのゴミが積まれた汚部屋で暮らしていた。父はというと、幼い頃は疑問を持たなかったが、今考えると、謎の多い人だった。それもそのはず、私は父の戸籍にはいなかったのだから――。
東京藝大を中退し、翌年、東大に合格。幼い頃から大人にほめられることの多かった私だが、大人になった今、まわりができる“普通”のことができずに戸惑っている。優等生に見られていた私は、実は不安定な母と、床上60cmのゴミが積まれた汚部屋で暮らしていた。父はというと、幼い頃は疑問を持たなかったが、今考えると、謎の多い人だった。それもそのはず、私は父の戸籍にはいなかったのだから――。
かなり現実的にはハードな内容だと思うのですが、ご本人の人柄で万人が読むことができる内容になっていると思います。 「幼い頃から大人にほめられることの多かった私だが、」には、漫画の雰囲気にも表れていると思います。 前回の著作を読んでいる私としましては、著者のお母様の生い立ちのお話を読んでみたいと思いました。 お母様の指示で、東京芸大⇒東大と合格しているので、お母様も勉強に関して優秀な方だったのではないかと推測しています。 お母様の手直しで、賞を取ったと書かれていますし、少なくとも、ご本人は教育虐待を受けたという表現をされていないので。