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悪人どもを始末していく殺し屋“悪党喰らいの闇の牙”の活躍を描いたハードボイルドアクション。妻とお腹の子を殺したヤクザを射殺して免職となった元警部補・牙丈太郎（きば・じょうたろう）は、マスターとして働くバーに訪れた定年前の先輩刑事・長沢（ながさわ）から、彼が大事にしていたライターを預けられる。その後、長沢の死を知らされた牙は、預かったライターからマイクロフィルムを見つけて……!?
白昼の歌舞伎町で銃を乱射したシャブ中のヤクザが、頭を吹き飛ばされて死亡する。その事件を捜査した“猟犬”と呼ばれる刑事・犬飼（いぬかい）は、犯人が無関係な人間を傷つけないために人体の内部で炸裂するダムダム弾を使った事に目をつけて、かつて刑事時代にダムダム弾の使用を提案した牙丈太郎（きば・じょうたろう）へプレッシャーを与える。その後、犬飼の娘・美樹（みき）が人質となった立て籠もり事件が起きて……!?
バイトの愛（あい）と町を歩いていた牙丈太郎（きば・じょうたろう）は、ある女が怪しい男・田畑（たばた）に大金を渡すところを目撃する。一方、会社員の高木（たかぎ）は、妻の調査を依頼していた探偵から驚愕の報告をされる。田畑に大金を渡していた女こそ高木の妻であり、田畑にシャブ漬けにされた彼女は、シャブ欲しさに主婦売春をしていたのだった。そして絵師（えし）から田畑の悪事を知らされた牙だったが……!?
さまざまな格闘技の選手同士で殺し合いをさせる“殺人コロシアム”の興業主を標的にした牙丈太郎（きば・じょうたろう）は、殺すチャンスを得るために殺人コロシアムへ出場する。そこで師匠であった加藤（かとう）を嬲り殺したブゥドゥと対決した牙は、ブゥドゥの凄まじいパワーに圧倒されてしまうのだが……!?手に汗握るハードボイルドアクション、ついに完結。
