あらすじ獣人が君臨する世界。人の「弱さ」を見下され、虐げられながらも、ひたむきに頑張る人間のOL・咲。獣人でありながら、そんな咲を認め信頼を置く、社長・アトラス。「早く自分に慣れてほしい、好きになってもらいたい」アトラスの咲への種族を超えた想いは募る。頑張るあなたに届けたい、モフモフ応援譚!癒され度100%の応援ストーリー♪
2巻まで読了。 最初、美女と野獣?と思って読んでいたが、アトラス社長が誰に対しても敬語で話し、獣である自分を怖がらせないように生活し、日々最善の注意を払い気遣いをし、本当に獣の鏡だと思う。 とても、ダンディーで素敵💓 沖さんに対する恋心が強すぎて少し引くところはあるが、純粋でいい。 (沖さんに対するボディータッチが多すぎ、その度に沖さんは、恐怖に震える(笑)) 人間と獣の上下関係を描いているが、実社会でも、権力者によるパワハラ等に置き換えれば違和感なく読める。 『種族を見るな。本質を見ろ。』響く言葉だ。 社長の言葉で、沖さんもどんどん自分に自信をもって強くなっていく。 傷付いた人は、その分人に優しくなれるのだ。 今後、佐伯がどのように絡んでくるのか、とても気になる。 そして、社長のしっぽも気になる。