あらすじ獣人主体の世界で日々奮闘するOL・咲。彼女を支えるのは、かつてパワハラから救ってくれた獣人社長・アトラス。アトラスは咲を部下以上に想いながらも、咲の元恋人・マガツに対する嫉妬心に焦り、心が揺れる。一方で、「ある出来事」が咲の心を変え始め、アトラスへの無自覚な思いが徐々に明らかになっていく…。咲とアトラス、異種族の二人の距離が近づく、もふもふストーリー第4巻!
2巻まで読了。 最初、美女と野獣?と思って読んでいたが、アトラス社長が誰に対しても敬語で話し、獣である自分を怖がらせないように生活し、日々最善の注意を払い気遣いをし、本当に獣の鏡だと思う。 とても、ダンディーで素敵💓 沖さんに対する恋心が強すぎて少し引くところはあるが、純粋でいい。 (沖さんに対するボディータッチが多すぎ、その度に沖さんは、恐怖に震える(笑)) 人間と獣の上下関係を描いているが、実社会でも、権力者によるパワハラ等に置き換えれば違和感なく読める。 『種族を見るな。本質を見ろ。』響く言葉だ。 社長の言葉で、沖さんもどんどん自分に自信をもって強くなっていく。 傷付いた人は、その分人に優しくなれるのだ。 今後、佐伯がどのように絡んでくるのか、とても気になる。 そして、社長のしっぽも気になる。