あらすじ

夏の暑さと戦いながら、今日も『味処 くちなし』は元気に営業中です。*ヤナギ先生と一緒に七夕のお願いごとをしたり、ショッピングモールで、キャラクターの中に入ったり……。しかも、海でまで遭遇してしまって……!?暑い夏も、貴方がいたら、最高になりそうです。
くちべた食堂

5年間、入りたいと思ってもなかなか定食屋さんに入れなかったお客さんと入ってほしいと願いつつも、なかなか入ってもらえなかった、ほんの少しお客さんの少ない定食屋の店員さん。心の声はダダ漏れですが、お互い色んな意味で好意を伝えきれません。じれったいふたりの関係は、友情? それとも…恋……?総いいね数100万超えの大人気WEBマンガが描き下ろしを加えて、待望の書籍化!

くちべた食堂 2

ここには、美味しいごはんとあなたがいるから――。『味処 くちなし』の存在が職場にバレてしまったヤナギ先生。興味を持ってもらえるのは嬉しいけれど、自分だけの憩いの場所がなくなってしまいそうで……。他にも、味変に悩んだり、腹痛になったり、くちなしさんの妹が登場したり……!?今日も心の中は騒がしい2人ですが、相変わらず想いを伝えることはできません。発売即大重版の話題作、待望の第2巻!

くちべた食堂 3

夏の暑さと戦いながら、今日も『味処 くちなし』は元気に営業中です。*ヤナギ先生と一緒に七夕のお願いごとをしたり、ショッピングモールで、キャラクターの中に入ったり……。しかも、海でまで遭遇してしまって……!?暑い夏も、貴方がいたら、最高になりそうです。

くちべた食堂 4

味処 くちなしは今日も元気に営業中!冷やし中華・おにぎり定食・さらには秋の定番メニュー……。今日もがっつり味処 くちなしに胃袋をつかまれてしまっている先生。生徒たちからの愛のこもった(!?)ご飯も美味しいけれど、やっぱりここに来てしまうようで……!?続々重版出来! 大人気くちべた・グルメ・コメディ!

くちべた食堂

口下手な二人のじれったさがたまらない

くちべた食堂 梵辛
六文銭
六文銭

近所にある定食屋に、気になっていたが入りたくても入れず、時間ばかりが過ぎて5年間。 5年間ってすごいなと思うのですが、客足が少ない個人店って入るのめっちゃ勇気いるので、入るの躊躇するのはわかります。 そこで美味しかったことを伝えたい!店員は着てくれて嬉しいと伝えたい!が、双方、口下手で言えない。(タイトル回収) 悶々と葛藤したすえにふりしぼった二人の言葉は 「また来ます」 「また来てね」 この時点で、自分のなかで名作が確定しました。 店員との会話ってハードル高いし、ましてや気に入った店ならあんまり声かけて気まずくなりたくない人間なので話すことの抵抗はよくわかります。 それでも何か感謝の言葉を伝えたいという気持ちも伝わってきて、最終的に感謝が上回る感じのカタルシスが半端なかったです。 全編通して、口下手な二人が思いを伝えたいのに言わない、じれったい感じが見ていてたまらないし、だからこそ時折思いが一緒になるときの謎の感動が半端ないです。 ご飯を純粋に楽しむ姿もかわいいです。 ずっと眺めていたくなる。 あぁ、この2人の関係が「尊い」というのか?と実感させてくれた作品です。