あらすじ家出した脇崎佐和子(わきさき・さわこ)について行った松坂秀一(まつざか・しゅういち)だったが、佐和子は書き置きを残して行方をくらましてしまう。仕方なく実家へと戻った秀一は、母親に泣かれて学校へ復学することになるが、学校に何の魅力も未練も感じなくなっていた。そんなある日、佐和子が江ノ島にいる夢を見た秀一は、江ノ島に行って、かつて泊まったホテルの従業員から、先日宿泊した佐和子が奈良のガイドブックを持っていたと教えてもらい……!?