あらすじ編集として充実した日々を送り、作家で恋人の穂高との恋も順調な透也。そんな折、穂高の作品の舞台化が決まる。なんとプロデューサーは透也の大学の先輩、降橋で…。初めは喜んでいた透也も、穂高がシナリオ執筆やオーディションの審査員として精力的に活動することに次第に疎外感を覚える。さらに、大学生の能海をアシスタントに雇い側におく穂高に、驚き、心が揺らぐ透也は――…。文庫未収録の短編・秘蔵イラスト・1P漫画や記念インタビューを収めた珠玉の小冊子付き♪※本編のみイラストは含まれていません