あらすじ

日本全国を測量していた伊能忠敬が偶然出会ったのは、薪を背負いながら本を読む、二宮金次郎と名乗る少年だった。父を亡くし貧しい暮らしをしていた金次郎家族だが、母さえも失い兄弟は親戚の家にバラバラに預けられてしまう。必ず迎えに行くと誓った金次郎は…。
猛き黄金の国 二宮金次郎(1)上

日本全国を測量していた伊能忠敬が偶然出会ったのは、薪を背負いながら本を読む、二宮金次郎と名乗る少年だった。父を亡くし貧しい暮らしをしていた金次郎家族だが、母さえも失い兄弟は親戚の家にバラバラに預けられてしまう。必ず迎えに行くと誓った金次郎は…。

猛き黄金の国 二宮金次郎(2)下

下野桜町の百姓から呼び戻され、再び名主として引っ張っていくことを決意した金次郎。そんなとき、大飢饉が発生するが…。小を積んで大となす圧倒的概念を有する金次郎。日本の資本主義の原点思想がここにある。