あらすじ美美子は、勤務する画廊のオーナーから、画廊を全て譲るかわりに愛人にならないかと打診を受けた。さらに新進画家の沢渡からも愛の告白を受けた美美子。明男は、美美子によって男からオスにされたような、またひとつ大人になれたような気持ちでいた。一方で、明男は妻の妙な明るさに不安を感じていた。まるで何か大きな不幸の前兆のような…。