あらすじ四十を目前にして人生の儚さを感じた明男は、一番の宝物であるガレのガラス工芸品を愛する美美子にプレゼントする。いつ死んでもいい、彼女を手に入れたのだからもう何もいらない、そう思ったのだ。そんな中、ある夜明男は道端で座り込む女子高生と出会う。父親に置き去りにされたという彼女に、明男は生活すべての面倒をみると伝える。一方、美美子の勤める画廊にはある一人の若き無名画家が作品を持ち込みに来る。