あらすじ

ハシバミ色の瞳にウェーブの巻き毛―― 異国の血を引く華やかな容貌と裏腹に引っ込み思案な高校生の宮(みや)。幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ宮は、新進の陶芸家で叔父の鼎(かなえ)が親代わりだ。のどかな田舎町で暮らす二人を訪ねるのは、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂(たかさご)に、面倒見の良い幼なじみの国生(くにお)。宮にとって掛け替えのない男達は、それぞれ人に言えない秘めた恋情を抱えていて!? ※口絵・イラスト収録あり
セキュリティ・ブランケット(上)

ハシバミ色の瞳にウェーブの巻き毛―― 異国の血を引く華やかな容貌と裏腹に引っ込み思案な高校生の宮(みや)。幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ宮は、新進の陶芸家で叔父の鼎(かなえ)が親代わりだ。のどかな田舎町で暮らす二人を訪ねるのは、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂(たかさご)に、面倒見の良い幼なじみの国生(くにお)。宮にとって掛け替えのない男達は、それぞれ人に言えない秘めた恋情を抱えていて!? ※口絵・イラスト収録あり

セキュリティ・ブランケット(下)

生まれたばかりの恋心より、鼎(かなえ)ちゃんが大切だ――。一度は高砂(たかさご)への想いを封印した宮(みや)。けれど突然現れた実の父親、鼎との関係を隠していた国生(くにお)、高校時代から高砂を好きだったらしい鼎――大事な人達が抱える想いに翻弄される宮は、ついに自分の心と向き合おうと決心する。ところが急遽、高砂が仕事の再開のため渡仏すると知り…!? 傷つきやすい青年達が見つけた四つの真実の愛、完結!! ※本文にイラストは含まれておりません。