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生まれた時から離ればなれとなっていた両親の元へ、晴れて引き取られることになった少女・葉子。孤独な施設での生活から一転、親と暮らせることに加え新居は瀟洒な洋館で、葉子は感激しきり。だが、手放しで歓待してくれた父とは違い、母は彼女を見るなり「タマミ」という別人の名を呼びかけて…?
生まれた時から離ればなれとなっていた両親の元へ、晴れて引き取られることになった少女・葉子。孤独な施設での生活から一転、親と暮らせることに加え新居は瀟洒な洋館で、葉子は感激しきり。だが、手放しで歓待してくれた父とは違い、母は彼女を見るなり「タマミ」という別人の名を呼びかけて…?
母が若い頃読んで怖さが忘れられないという話をしていたので、興味が出て読んでみた。1967年発刊ということは…もう50年も昔か…。 確かにこわい。こわいよりヒイッて感じ。それより「赤んぼ」という絶対的愛されポジションでこのフェイスは許されないのではないか… ただ崩れた顔なわけではなく、はっきりと悪意が感じられる表情が良いところ。そして、ごくまれに普通の子どもらしい感情を吐露させるが、それを見るとどんどん同情的になってしまうし、ラストではこちらがしんみりしてしまった。 楳図さんの恐怖漫画全般に言えることだけど、女の子の絵がレトロで洋風でとても可愛いです。