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『花痣の巫女姫~龍神の愛に染まって~』のクチコミ投稿
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花痣の巫女姫~龍神の愛に...
花痣の巫女姫~龍神の愛に染まって~
三木若菜
三木若菜
あらすじ
私の胸に咲く花が、あなたの色に染め上がる■あおいは湖にある神社・青龍神社の巫女である。見かけは高校生だが、実際は云百歳という年を生きている。実は幼いころに龍神・輔真に救われて龍族の一員に加えてもらい、輔真の世話役である天女・千草に竜宮城で育てられて今日に至る。そんなあおいは、密かに輔真を想っている。だが、龍神と巫女では身分が違うし、なにより巫女としてしか見てもらえていないと、告白することをあきらめている。そんな中、『龍神大祭』が青龍神社で行われることになる。準備が進められている中で、龍神たちが集まってきた。黒龍、黄龍、紅龍、白龍……みんな個性的で戸惑うあおい。そんな中、黒龍が強引に迫ってくる。それを見た輔真が妙に怒り出し、それはあおいをめぐる大きな衝突に発展してしまい……
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想い、ゆかしき~華族令嬢と英国軍人の恋~

想い、ゆかしき~華族令嬢と英国軍人の恋~

華族の流れをくむ冷泉院家の令嬢・美桜。しかし、当主である冷泉院健蔵の養女であり血のつながりはない。美桜に優秀な婿を取って冷泉院家をますます盛り立てようとしているのだ。病弱な姉のためにも、美桜は健蔵の期待に応えようと懸命に努力してきた。そんな美桜の前に、英国大使の護衛をしているオーウェンという名の碧眼の軍人が現れる。彼は英国貴族でもあるので、洗練された身のこなしと社交術を持ち、なにより見目麗しく凛々しい。オーウェンとのワルツに胸躍らせる美桜だが、養父・健蔵はなぜだか『異人嫌い』。せっかくオーウェンがデートに誘ってくれても許してくれない。しかし、美桜とオーウェンは惹かれあい、許してはもらえない恋に焦れ、カフェーで逢い引きを重ね、そしてとうとう一線を越えてしまう――。
魔王と生贄令嬢

魔王と生贄令嬢

黒い甲冑をまとい年齢不詳で民に「魔王」と呼ばれる領主様の領土に、白に近い金髪に碧眼の美しい少女が流れ着いた。公爵令嬢ソフィアとだけ名乗った彼女を、領主は、自身が暮らす暗黒城へ運び込み、献身的に看病をする。怪我を負って以来孤独で偏屈気味の魔王はソフィアの明るさに癒され、実は傷心のソフィアは魔王の優しさに惹かれていく。最初は泣くソフィアを慰めるために抱きしめるだけだったが、次第に深くなっていく二人の仲。二人で魔王の誕生日を祝ったあと、ついに結ばれる。二人で睦まじく暮らしていたある日、彼女は王都で噂になっている「花婿殺し」の張本人「血まみれ令嬢」だと噂を仕入れてくる。ソフィアは自分の財産を狙っていると落胆しソフィアに冷たく接してしまう魔王だが、ソフィアは魔王に嫌われたと思い暗黒城からこっそり旅立ってしまう。ソフィアを追いかけ、身分を明かした魔王。王都へソフィアを連れて戻り、第三王子妃となるソフィアだった。
暴君ピアニストの誘惑メロディ

暴君ピアニストの誘惑メロディ

本当に互いを愛して、結ばれたんだと実感していたんだ■香奈は「ピアニストの卵」である優弥と付き合い始め、幸せな時間を過ごしていた。ところが優弥がワルシャワで開かれるコンクールに参加する決意をしてから二人の歯車が狂い始める。コンクールの結果は不発だったけれど、縁に恵まれてイタリアへ留学することになったからだ。連絡は次第に回数が減り、ついになくなってしまう。香奈は優弥へのつながりを完全に失ってしまった。泣いても、泣いても、悲しみが晴れることはない。だってこんなにも愛しているのだから。それから二年が過ぎ、香奈はようやく優弥のことを思い出にかえることができた――はずなのに、アルバイト先のお屋敷で優弥と再会! 優弥はピアノを捨て、水島グループの社長に就任していた。さらに女性と浮き名を流す遊び人の暴君と変わり果てていた。そんな優弥が香奈に強引に迫ってきて――。
呪痣の姫~親王の寵愛、鬼の蜜縛~

呪痣の姫~親王の寵愛、鬼の蜜縛~

桜痣に封じられた哀しき愛の呪い――そなたが欲しい、素顔が見たい!! ■魑魅魍魎が跋扈する都。世に安寧を取り戻すには、伊勢に斎宮を置いて神の声を聴かねばならぬ……だが、霊術を疎む今上帝には、その務めを託せる内親王がいなかった。そこで白羽の矢が立ったのが、右大臣の妹・瓊子。生まれつき鬼を視る才に恵まれた瓊子は伊勢に赴き、修業に勤しむ。が、ある夜、妙なる笛の響きに心惹かれたことから、魔性の男「鬼」の訪いを許してしまう。すんでのところで貞操は守ったものの、「鬼」の求愛を拒んだために、全身に痣が浮き立つ呪いを受けた瓊子は、先帝・五条院から贈られた呪い封じの仮面に痣を隠して、兄の邸に逼塞する。そこへ新たな求愛者として現われたのが、東宮・淳洋親王。その顔に瓊子は恐怖する。立ち居振る舞い典雅な淳洋だが、面差しは「鬼」と瓜二つ。しかし瓊子の鋭敏な霊力は、「鬼」と淳洋が別人で、二人の間に哀しい因縁があることを感得したのだった――。暗い定めに生きたまま悪鬼と化した男の歪んだ情欲。姫を守るために下した東宮のつらい決意。同じ顔を持つ二人の間で揺れる乙女心。官能と霊能が交差する平安浪漫!!
不機嫌な天使と麗しの令嬢

不機嫌な天使と麗しの令嬢

愛人なんてやめろ。もっと自分を大切にするんだ。■貧しいなか、病気の祖父を抱えて、内職にいそしむ美貌の令嬢ルクレシアは、不慣れなまま参加した夜会で、上流階級の名士トルイ公爵に交際を申し込まれる。だが――「今日から君はぼくの愛人だ」トルイ公爵は、妻ではなく、戯れの相手になれと迫るのだ。口付けを奪われ、無垢な肌身を弄ばれて傷つくルクレシアだったが、金の援助を盾にされ、愛なき行為に耐えるしかなくて……。そんなある日、ルクレシアは、まばゆい光に包まれた不思議な美青年と遭遇する。ひどい傷を負う彼は、なんと、銀色の翼をもつ天使様だった!? 罵詈雑言を吐きながらも、根は優しい天使サミュエルと共にいるうち、ルクレシアに笑顔が戻る。「許されるなら一生傍にいて、お前だけを愛してやる」サミュエルの熱い求愛に、ルクレシアの心は揺れる。そんな中、ルクレシアが浮気しているという噂が、トルイ公爵の耳に入って……!? 身売り令嬢とわけあり堕天使の純粋なる恋!
甘くてほろ苦 私の愛しい探偵さん

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ずっと好きだった。あなたの心の中にあのひとがいても■美鈴は東雲財閥のトップ・東雲龍造の娘であることを自覚して、将来父や腹違いの兄をサポートすべく、大学で経営学を勉強中。しかしながら、その異母兄は美鈴のことを自分の地位を脅かそうとしていると誤解し、排除しようと強硬手段に出る。困った美鈴は、父と懇意にしている十五歳年上の探偵・鷹司を頼った。彼こそ幼い時から仲良くし、父の信頼も厚い、美鈴の初恋の相手だった。鷹司のアドバイスにより、安全確保のため、鷹司の家で暮らすことが決まって、美鈴は鷹司との同棲生活開始に胸躍らせる。甘いトラブルが起きないか期待していると、珍しく酔って帰ってきた鷹司がいきなりキスしてきて……!?
壬生恋華

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江戸の如月道場の孫娘・沙耶、幕末の京へ行く!■江戸の剣術道場の娘・沙耶は、門下生・一之宮和馬と祝言をあげる予定だ。だがある日、和馬が「腕を試したい」といって、ちょうど募集のはじまった浪士組に参加して京へ行ってしまう。そのまま音信が途絶え、心配になった沙耶は、和馬に会いたい一心で江戸を出発する。しかし、壬生浪士組の一員となっている和馬は、どうやら大坂に出張しているらしく、なかなか会えずにいた。屯所や八木家に出入りし、壬生浪士組の面々と交流しながら和馬を待つ沙耶だが、さまざまな事件が起こって――。二人は無事に会えるのか。祝言はあげられるのか。幕末を舞台にした浪漫譚、開幕!
ちょっとは優しくしなさいよっ

ちょっとは優しくしなさいよっ

学生の頃から、一歩踏み出したような大人の恋…■和風土産物雑貨の企画からデザイン販売までを手掛ける、社員が10名ほどの小さな会社。そこの広告デザイン部に入社して三年目の知花には、馬の合わない同期がいた。企画営業部に所属する永井だ。社員同士は家族のように仲が良いのに、知花は、永井とだけはどうしても事あるごとにぶつかっていた。ある日、新人歓迎会で酔いつぶれた知花は、介抱してくれた永井と、つい言い合いとなってしまい勢いでふたりでホテルへ。体を重ねて関係がよくなるどころかこじれてしまったところへ、上司から新商品の開発をコンビで進めるよう言い渡されてしまって…。
とろけるスープのメソッド

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心をみせない彼へ、いつのまにか抱いた恋心――■前の仕事をやめて穏やかな人生を送ろうと考えていたトウコ。だが彼女は、興味本位で申しこんだバイト先・お昼寝空間『プチシェスタ』というお店の、なぜか店長に抜擢されてしまった。トウコに店長の肩書きを与えたオーナーは、趣味であるスープ作りしかやらない。ただ黙々と絶品スープを作り続けるオーナーのために、しかたなくトウコが張り切り店をまわさねばならない状況となる。なぜオーナーはスープにこだわり作り続けるのか? そんな意地っ張りでつかみどころのないオーナーに振りまわされながらも、トウコはいつしか彼に恋心を抱いてしまっていて……。
甘くてほろ苦 私の愛しい探偵さん

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ずっと好きだった。あなたの心の中にあのひとがいても■美鈴は東雲財閥のトップ・東雲龍造の娘であることを自覚して、将来父や腹違いの兄をサポートすべく、大学で経営学を勉強中。しかしながら、その異母兄は美鈴のことを自分の地位を脅かそうとしていると誤解し、排除しようと強硬手段に出る。困った美鈴は、父と懇意にしている十五歳年上の探偵・鷹司を頼った。彼こそ幼い時から仲良くし、父の信頼も厚い、美鈴の初恋の相手だった。鷹司のアドバイスにより、安全確保のため、鷹司の家で暮らすことが決まって、美鈴は鷹司との同棲生活開始に胸躍らせる。甘いトラブルが起きないか期待していると、珍しく酔って帰ってきた鷹司がいきなりキスしてきて……!?
吸血伯爵の呪縛

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黒薔薇の姫君――吸血鬼の誰もが欲しがる艶やかな聖女■吸血鬼達が繰り広げた聖戦を制したのは『黒薔薇の姫君』と呼ばれるアリッサ。聖戦を起こした張本人であり、数多の吸血鬼達を恐怖させるリチャード・モンタギュー伯爵を倒したが、その代わりに伯爵から呪いがかけられた。アリッサに欲望を抱いて近づけば消滅してしまうのだ。それゆえ、アリッサはいまだ処女だった。ある夜、訪ねてきたのは今にも息絶えそうなほど弱った吸血鬼チャーリー。処女の血を求めているものの、間が悪く対象者がいない。弱々しい様子のチャーリーには呪いが発動される気配がしないことに気づいたアリッサは、心惹かれるまま、彼を元気づけようと男の証に唇を添えるのだが――
三人の花婿 一人の従者

三人の花婿 一人の従者

候補三人と同居して婿選び!? でも“お目付け役”の従者に心ひかれて…■それは、日本が舶来文化を受容しはじめた頃のお話。洋装の着付けにも不慣れな磯狩花恵は、旧時代の価値観で育ったお嬢様。二十歳になったら親が選んだ相手と結婚することが決められていて、そのことに一抹の不安を感じながらも、自分の定めを露ほども疑っていなかった。婿取りを一年後に控えた十九歳の誕生日、花恵は三人の花婿候補に引き合わされる。いずれも将来有望な若者たちで、この中から花恵自身に選ばせようというのが、西洋にかぶれた父の考えだった。その上、父は、この三人を花恵が暮らす別邸に下宿させる。「共に暮らせば、真に相性の良い相手がわかるはずだ」。ただし、結婚するまでは“間違い”があってはいけない。そこで父は、風采の上がらぬ青年・隼人を、花恵の従者につけた……深窓の令嬢を巡る俊英三人の駆け引き。そして、陰に日向に花恵を守り抜く隼人の正体とは!?
禁じられた愛のアリア

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恋心を封印し、更なる高みと成功を目指すプリマドンナを待ち受ける真実の愛。■「違う! 駄目だ!」若きマエストロの怒りにフリーズするプリマドンナ聖香。ヨーロッパで大成功を収めて故郷富山への凱旋公演の成功が危ぶまれるなか、かつてマエストロと燃え上がった愛を封印して精進を重ねてきた自らを振り返る。疎外され続けてきた故郷での少女時代に希望と目標を与えてくれたマエストロ・アントニオの演奏姿。東京への進学、イタリア留学、そしてアントニオとの奇跡的な出会いから伝説的な衝撃デビューを飾ったこれまでのキャリアを辿りながら、さらなる高みを目指す聖香。そこにはアントニオとの愛の再会とさらなる飛躍の舞台が待っていた。イタリアと富山、過去と現在、舞台と現実を錯綜させながら描き出される愛と挑戦のラブロマン。
幕末純愛伝 志士と騎士と町娘

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激動の幕末、騎士と武士の間で揺れ動く町娘の愛の行方は…! ■剣士の鉄蔵と、町道場の娘すずは、相思相愛の仲。道場主の父から道場を継ぐことを期待されていた鉄蔵だったが、幕末の動乱に身を投じるべく京へと向かう。自分との恋愛や将来よりも、幕末の混乱のなかに武士としての生き方を求める鉄蔵に、置き去りにされたすずは、横浜居留区に住むトーマスと出会い、騎士道精神で女性を大切にする彼にほだされ、激しい愛を交わす。そんな日々が過ぎたある日、すずのことを忘れられず、戻ってきた鉄蔵が、二人の関係を知り、トーマスと決闘することに! すずを命がけで愛する、トーマスの自己犠牲の精神に、敗北を認めた鉄蔵は、激化する戊辰戦争に身を投じて……。そしてトーマスにも、本国イギリスから帰国の命令が!? 幕末を舞台に、騎士道精神と武士道との戦いのなかで真実の愛に目覚める異色のラブロマンス。
星と愛が降る夜に

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愛する社長と、横恋慕してきた取締役の間で翻弄されるサスペンス・ラブロマンス。■高校時代、溺れたところを救ってくれたライフセーバーに、奈津子は初恋の想いを抱く。現在WEBデザインの仕事をしている彼女は、奇しくもライフセーバーの派遣会社の仕事を任せられ、社長の岬に初恋の人への想いを重ねる。一方、取締役の徳永は、そんな奈津子に盛んにアプローチをしてくるようになる。クライアントであるために断りきれずにいた奈津子は、徳永と付き合っていると岬に誤解されてしまう。救助の理想に燃える岬の役に立ちたいと仕事に打ち込むほど、徳永からのアプローチが激しくなり、ジレンマに陥る奈津子。微妙な三角関係のなかで、徳永に罠をかけられた奈津子と、それを救う岬。愛憎の綾なすサスペンス・ラブロマンス。
スカーレット・ディスティニー~精霊王の花嫁~

スカーレット・ディスティニー~精霊王の花嫁~

「お前を俺の花嫁にしてやる」精霊王に見初められ真っ赤に悶えるマジカル・ロマンス■魔法学校に通う見習い魔女のセラフィナは、どれだけ学んでも魔法を使いこなせない日々に焦りを感じていた。一人きりの書庫で古文書を捲るセラフィナは、一冊の古ぼけた魔道書を見つける。「これなら私も……でも、こんなこと……」古書に綴られていたのは魔力アップの為の【セクシャルな】秘儀。しかし秘儀を行う勇気がなく、相手もいないことに落胆し、彼女は書庫を去ったのだが……。川岸で溺れる一匹の火蜥蜴を救ったときから、セラフィナの運命は一転した! 「お前は俺の運命の相手だ」「そんなこと勝手に決めないで!」炎の精霊王――の息子・フェルドに一目惚れされたセラフィナは、学校でも彼に付きまとわれてしまう。邪魔よ! もうすぐ卒業試験なのに! 次から次へとセラフィナを襲うセクシャル・ハプニング。そして彼女は、いつの間にか熱く火照り始めた身体をせつなく持て余し……!?
桜歌秘抄

桜歌秘抄

鳥籠の乙女はせつなく一途に恋を歌う■「あの……お願いがあります。お嬢様ではなく……桜子さんと、呼んでくださらないかしら……」華族の娘・桜子は、女学校が終わると両親には内緒で音楽会社に通っていた。歌声を新人女優・高杉弥栄に見初められ、影武者としてレコードの録音をするために。桜子は身体が弱く無理のきかない体質のため、住み込みの主治医・誠一郎が屋敷に迎えられた。初めての診察で、若い異性に身体を触られ、恥ずかしさのあまり高熱を出してしまう桜子。誠一郎は成熟した男性の所作で献身的な看病をする。そんな誠一郎に仄かな恋心を抱き始める桜子。ひたむきな情熱に惹かれた誠一郎は、彼女の願いへ寄り添うことを約束し、その瞬間から、桜子の歌声はもっと艶やかに花開いた。恋を知った乙女の歌声は大衆の心を揺るがし、新しいレコードは大ヒットとなったが――