あらすじこのところ綾吊町で出現するという「底なし沼」―――。無数の手が這い出し、“あちら側”へ引きずり込もうとするのだという。早速調査に向かった廻と街道。街道が底なし沼の幻覚に囚われ、崖から足を滑らせてしまうがすんでのところで危機を回避する。「会いに行こうか、底なし沼に」どうやら街道は底なし沼の正体に気付いたようで―――!?怪異蒐集家と天才からくり師の凸凹コンビが織りなす怪奇譚、終幕の第2巻!