あらすじ笠居拓海は強烈な雨男。子どもの頃、稲荷神社の狐像をあやまって壊した罰なのだと信じこみ、明るかった拓海はやがて人を避けるようになり地元を離れる。父の病を機に久しぶりに帰郷した拓海は、神社の近くで佐古路と名乗る宮司らしき青年と出会う。美しい佐古路は拓海を幼い頃からよく知っていると言い、強張った心を解すように接してくれるが? 電子限定書き下ろしSSも収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。