あらすじ

「人間なんて殺すだけの生き物じゃないか」人を殺めるだけの妖怪・七人ミサキ。忌み嫌われる彼らの願いは「七人全員で救われること」だった。あやふやな噂を信じて懸命に努力する先頭・壱彦には、ある心の拠り所があった。人と妖かしの温かい絆そして想いが溢れる妖怪奇譚。万感の最終巻。
花鬼扉の境目屋さん(1)
『妖怪のみんなへ。人間たちと仲良く暮らせるように、僕が指導するからね。』現世と妖怪の国を繋ぐ「花鬼扉」を使って妖怪たちを召喚する職業「境目屋」。人間界に住みたいけど中々うまくいかない彼らに〈人間らしさ〉を教えるハートウォーミングストーリー。
花鬼扉の境目屋さん(2)
『こんな暴力怖いもんか』人の夢さえ壊しかねない雷獣・夜彦の暴力は、突然、実くんにも襲いかかった。だが、実くんはひとり毅然と立ち向かう――。「花鬼扉」からやってくる妖怪たちに〈人間らしさ〉を教える職業「境目屋」と、優しい妖怪達が織りなす心温まる妖怪奇譚。胸を締め付ける第2巻。
花鬼扉の境目屋さん(3)
『実の過去、見たくないかい?』押し入れから発見された雲外鏡により千早は過去の世界に連れ込まれる。そこで彼女が見たものは、暗く、重く、背中をまるめて歩く幼い日の実とある、一匹の妖怪の姿だった――。人と妖怪の優しさに胸が切なくなる温かな妖怪奇譚。孤独な心が寄り添う、優しさの第3巻。
花鬼扉の境目屋さん(4)
「人間なんて殺すだけの生き物じゃないか」人を殺めるだけの妖怪・七人ミサキ。忌み嫌われる彼らの願いは「七人全員で救われること」だった。あやふやな噂を信じて懸命に努力する先頭・壱彦には、ある心の拠り所があった。人と妖かしの温かい絆そして想いが溢れる妖怪奇譚。万感の最終巻。
伊能栞の明治大正洋食記

伊能栞の明治大正洋食記

明治大正時代、洋食文化を輸入した日本は、豊かな時代への期待に湧いていた――。活気溢れる町の中で、伊納栞は今日も人に癒やされ、洋食に喜び、新時代を切り開こうとしていた…。大人気を博したNHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」より話題を独り占めした登場人物、伊納栞を主人公にした注目作!!
グレンデル

グレンデル

「わたしは、生きるんだ…!」死罪が告げられた大罪人カメリアに国王からある取り引きが持ちかけられる。それは、絶滅したと言われる竜の仔の護衛だった。できれば放免、できなければ死罪。だが、カメリアの身体にはある秘密が……。泣き虫の大罪人と竜の仔の壮大な旅が始まる。