あらすじ

乗っ取りの危機にある中塚製薬を救うべく奔走していた総会屋・加納清正(かのう・きよまさ)は、紅経発が放った刺客に襲われて腹部に負傷しながらも株主総会へ向かう。その息子である斗馬(とうま)は、血塗れになった本から清正の重体を知り、タクシーで追いかけていく。そして、清正が有利に進めていた総会だったが、荒神武(あらがみ・たけし)が動き出して……!?
斗馬(1)

伝説的な総会屋だった父の生き様を見てきた少年が、さまざまな人々に出会って経済界で生きていくようになるまでの成長を描いた人間ドラマ。小学生の加納斗馬(かのう・とうま)は、総会屋の父・清正(きよまさ)と公園にいた時、若き天才・荒神武(あらがみ・たけし)と出会う。そして荒神は、公園の鳩をつかって清正に勝負を持ちかけ……!?

斗馬(2)

乗っ取りの危機にある中塚製薬を救うべく奔走していた総会屋・加納清正(かのう・きよまさ)は、紅経発が放った刺客に襲われて腹部に負傷しながらも株主総会へ向かう。その息子である斗馬(とうま)は、血塗れになった本から清正の重体を知り、タクシーで追いかけていく。そして、清正が有利に進めていた総会だったが、荒神武(あらがみ・たけし)が動き出して……!?

斗馬(3)

高校生になった加納斗馬(かのう・とうま)は、さまざまなバイトをしながらお金の大切さを学んでいた。そんな中、斗馬は働いていたそば屋で、経済学の教授・三嶋(みしま)と知り合い、投資家の烏丸(からすま)を紹介される。ある時、友人・山代(やましろ)の店が借金で倒産の危機にあるのを知った斗馬は、父との約束を破って株の世界へ入っていく。そして、宿敵・荒神武(あらがみ・たけし)を意識する斗馬は……?怒濤のラストを迎える完結巻!