あらすじ

明和銀行常務・伊沢敬介を地獄に落とすため罠を仕掛ける史彦。そして伊沢を潰した後、いよいよ本命の明和銀行の天野会長、羽鳥建設会長の羽鳥を攻める決意をする。上条恵子、溝口という同志を得た史彦は、天野たちが史彦の生まれ故郷、K市で何かを企んでいることを知る。果たして、史彦の復讐は成功するのか…!?衝撃の展開を見せる最終巻!!
蛮王 1巻

幼い頃、巨大な陰謀に巻き込まれ、家や母、祖父の命を奪われた兵頭史彦。その直後、養子に出され、姓が神崎となった史彦は、現在は明和銀行本店の吹き溜まりと呼ばれる資料部に勤務していた。だが資料部に左遷されたことにより、兵頭家を崩壊に追いやった黒幕が、明和銀行会長・天野晋造と羽鳥建設会長・羽鳥徳助であることを知る。

蛮王 2巻

生家である兵頭家を崩壊させた黒幕、明和銀行の天野会長、羽鳥建設の羽鳥会長に復讐を誓う史彦。彼は明和銀行関係に次々と詐欺を仕掛ける。だが、その史彦に情報を提供する女性・森島舞子の正体がばれ、史彦に危機が迫る。明和銀行に打撃を与える寸前、史彦を始末するため、二人の男が現れる!

蛮王 3巻

明和銀行の天野会長を追いつめた史彦だが、マスコミの注目を浴びたことで天野も警戒するだろうと踏んで、一旦、標的を羽鳥建設に切り替える。20年前に史彦が任んでいたK市の地上げを仕掛けた羽鳥。その指揮を執っていたのが当時、主任だった谷繁由蔵。現在は羽鳥土建の社長。その羽鳥土建に銃弾が撃ち込まれたことを知った史彦は、ターゲットを谷繁にしぼることにするが…!

蛮王 4巻

明和銀行常務・伊沢敬介を地獄に落とすため罠を仕掛ける史彦。そして伊沢を潰した後、いよいよ本命の明和銀行の天野会長、羽鳥建設会長の羽鳥を攻める決意をする。上条恵子、溝口という同志を得た史彦は、天野たちが史彦の生まれ故郷、K市で何かを企んでいることを知る。果たして、史彦の復讐は成功するのか…!?衝撃の展開を見せる最終巻!!