死んだはずの最愛の人にすり替わった「ナニカ」。異変が生じてもなお離れられない彼らを待ち受ける運命とは——『光が死んだ夏』
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『光が死んだ夏』(モクモクれん/KADOKAWA) 行方不明だった幼馴染の姿をした「ナニカ」を受け入れた先に、未来はあるか もし、今は亡き愛する人が再びあなたの前に現れたら――。 最愛の人の喪失に耐えられる人はいない。突然の別れであればなお
ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。それでも、一緒にいたい。友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。