あらすじ『厄』を集める『紫雲』の痣を持って生まれた百鬼千幸は、自身の厄体質のせいで人と深く関わらずに生きてきた。ある日、着ぐるみアクターとして働いている遊園地に、オーナー・福富皇輝が挨拶回りにやってくる。「幸福皇子」と呼ばれるほど幸運に恵まれ皆から憧れられる皇輝を、違う世界の人だと千幸は避けるが、皇輝は千幸が起こした不運を「新鮮だ」と楽しがり、構い始める。不幸な出来事もポジティブに繋げていく皇輝に千幸は段々惹かれ始め、そんな自分に戸惑うが…。