あらすじ

文化祭での事件の犯人と誤認され、そのまま行方不明となってしまった夜嵐。そんな中、ある人物から衝撃の真実を明かされた荻野は…? 何のために何を正義とするのか、それぞれの思惑が交差し最後の“制裁”が始まる。愛憎と報復の学園クライムサスペンス最終巻!
夜嵐にわらう 1巻

2年C組担任教師・荻野は、生徒達から迫害を受けていた。彼女には不登校の生徒に手紙を書くという日課があった。自身のクラスが希望に満ちた理想のクラスだと。そんな“嘘”を手紙にぶつけることで自己を保っていた。そんなある日、手紙を受け取っていた不登校生・夜嵐が学校に現れる。嘘がばれると焦る荻野に、夜嵐は言う。『私、先生を助けに来たの』 こうして彼女達の“教育”が始まった。

夜嵐にわらう 2巻

生徒からいじめを受ける教師・荻野の前に突如現れ、「先生を助けに来た」と言う不登校の女子生徒・夜嵐。過激な手段も厭わない夜嵐による“教育”で、荻野の2年C組は少しずつ変わりはじめる。しかし、クラスの中心人物・帆足はそれを良しとしなかった。クラスメイトを利用して荻野を傷つけようとする帆足に、荻野と夜嵐は――? 復讐と教育の学園クライムサスペンス第2巻。

夜嵐にわらう 3巻

生徒からいじめを受ける教師・荻野と彼女を助けるために過激な手段でクラスを“教育”していく夜嵐。そんな中、蔑んでいた荻野に命を助けられ、行き場のない憤りを抱えた帆足は、夜嵐を襲い、田辺と共謀し荻野を誘い出す。激情のまま“正義”を振りかざす彼女たちの目的は――? 暴走と信仰の学園クライムサスペンス第3巻。

夜嵐にわらう 4巻

身を挺しいじめに立ち向かう荻野の姿は2年C組の生徒達の心を動かし、やがてそれは、行き過ぎた盲信へと変わっていく――。夜嵐の言う「いじめを裏で操る人物」はいったい誰なのか? 何を意図し、この状況を作り出したのか…? 危うさをはらんだまま、文化祭の幕が上がる。献身と狂乱の学園クライムサスペンス第4巻。

夜嵐にわらう 5巻

文化祭での事件の犯人と誤認され、そのまま行方不明となってしまった夜嵐。そんな中、ある人物から衝撃の真実を明かされた荻野は…? 何のために何を正義とするのか、それぞれの思惑が交差し最後の“制裁”が始まる。愛憎と報復の学園クライムサスペンス最終巻!