あらすじ「本当に血が繋がってたとしても、俺は国塚さんをあきらめることなんてできなかった。あの人以外はいらない。だから、お願いだから国塚さんのこと、俺から取らないでよ!」聞いている方の胸が痛くなるような切ない懇願に、丹野は咄嗟に答える言葉もなかった。自分は、嫉妬しているのかもしれない……。俳優として活躍する丹野にとって、まだ子どものような静流を騙すことなど、簡単だった。――嘘は得意だ。続きを読む
作品情報著者仙道はるかarrow_forward_ios巻数1巻arrow_forward_iosカテゴリボーイズラブ小説arrow_forward_ios出版社講談社/文芸arrow_forward_iosレーベル講談社電子文庫arrow_forward_ios