殺し屋を引退したアキラ、そしてヨウコもアザミもユーカリも。“TEAM寓話(ファブル)”の面々がそれぞれ目指す“ふつう”──。“レンタルおっちゃん”とミサキとの結婚生活で、日々を生きる実感を得ていくアキラ。そしてヨウコも、再会したタコ社長に“何か”を募らせ……? しかし、長年拮抗していた真黒(マグロ)組と紅白(クジラ)組の勢力争いが再び燻り始め、キナ臭い空気が街に漂い始める。真黒組のクロと紅白組の若い衆のイザコザをヨウコが助けた“偶然”に端を発し、アキラもまた、“レンタルおっちゃん”の依頼者を紅白組のゴタゴタから“偶然”救ったことで図らずも介入してしまうが、あくまで無関係を貫けと言う真黒組の海老原(エビハラ)組長。しかし、真黒組とファブルとの関係が切れたことを嗅ぎつけていた紅白組の松代(マツダイ)組長は、バランスブレーカーとなる切り札を呼び寄せていた。その名は“ルーマー(噂話)”──!
第一部に続いて二部も一気に読んでしまった。二部では、巻頭に作者自身の言葉があり、そういう思いを抱えながら描いてたんだなというのが知れてよかっです。 バトルシーンもコミカルシーンも抜群に面白く、今後何度も読み返すことになりそうです。 個人的にはアザミが1番好きかな。