あらすじ

サバニを新進映像作家として売り込もうという西野のもくろみは成功し、サバニたちにあるテレビ局から仕事の依頼が舞い込んできた。それは12年間も続いたサスペンスドラマの最終回の撮影という、かなり大きい企画だった。
シネマ(1)

江の島の丘の上にある『江の島名画館』は、厳選した映画だけを上映してきたために客が来ず、廃館寸前の状態にあった。そんなある日、この映画館にビデオカメラを肩に乗せた謎の男・サバニが現れる。「この映画館を立て直しに来た」と言うサバニだが、この男は一体何者なのだろうか!?『世界を撮る男』の一代記!!

シネマ(2)

ある日、突然サバニらの前に現れた西野だったが、どうやら朝美は彼のことを知っている様子。2人の関係を詮索するサバニを、朝美は居酒屋に誘った。そこで朝美は、西野との関係を打ち明ける。朝美を気に入っていたサバニは興奮して西野に詰め寄る。

シネマ(3)

サバニを新進映像作家として売り込もうという西野のもくろみは成功し、サバニたちにあるテレビ局から仕事の依頼が舞い込んできた。それは12年間も続いたサスペンスドラマの最終回の撮影という、かなり大きい企画だった。

シネマ(4)

テレビでの初仕事を成功させ慢心していたためか、映写係のケンジが不注意からボヤを起こし、フィルムや映写機をダメにしてしまう。落ち込むケンジに、テレビ局から1本の電話が。なんとケンジの脚本が採用されたという。態度を一変させ高飛車に出るケンジに、サバニは…!?