遊戯王以外に読むべきカードゲームマンガ3選+1
ロールプレイング・ゲーム(TRPG)」に形式が近いとも言えます。
TRPGとMTG/TCGの歴史に踏み込むことはここではやめておきますが、実は遊戯王で描かれるM&Wにも当初はTRPG的な要素が多分に含まれていました。遊戯の召喚した岩石の巨兵がフィールドに存在する月を破壊したりしていたのは有名な話です。
TCGブームの萌芽の時期に描かれた2作品においてTRPG的な要素がフォーカスされていたのは、マンガというキャラクターの対話描写を重んじるメディアで、先駆的なジャンルに挑んだことの一種の必然だったのかもしれませんね。
今やカードゲームという文化の中心にどっしりと座を構える『遊戯王』(まさに王です)。実はその歴史の裏側に、「もうひとりの王」として存在していたのが『カードの王様』…なのではないでしょうか。うまいこと言いたすぎでしょうか。しかしそれくらいよくできている作品なのでもっと読まれてほしい次第です。特に遊戯王ファンのひとに。