あらすじ

人にはウイスキーの数だけの生き様がある。そして酒場には夜の数だけの出会いがある。亡き妻・恵子を育んだ国にやってきたバーテンダーの“MR.ライオン”。強面だけれどお人好し、屈強だけれど寂しがり。Keiko'sBARで400本のウイスキーとともに夜ごと織りなす、時に切なく、時に暖かいスモーキーでちょっとオトナの物語。ライオンとKeiko'sBARは?
北のライオン 1巻
人生に上質(ヘビーピート)な余韻を。オールカラーで描く「善き人のための」スコッチ・バー。亡き妻を育んだ国にやってきたバーテンダーの“Mr.ライオン”。強面だけれどお人好し、屈強だけれど寂しがり。そんな彼が400本のウイスキーとともに夜ごと織りなす、スモーキーでちょっとオトナな物語。
北のライオン(2)
小さなお店に集う客の人生とそれを彩るウイスキーが織りなす、スモーキーでちょっとオトナな物語。今夜は、止まり木(BAR)で一休み。わたせせいぞうがオールカラーで描く理想のスコッチ・バー。スコットランド人のライオン。彼は、亡き妻、恵子(けいこ)の夢だったバーを開くため、単身日本にやってきた。日本語をほとんどしゃべれないライオンの店で、今日も様々なドラマが生まれる。
北のライオン(3)
人にはウイスキーの数だけの生き様がある。そして酒場には夜の数だけの出会いがある。亡き妻・恵子を育んだ国にやってきたバーテンダーの“MR.ライオン”。強面だけれどお人好し、屈強だけれど寂しがり。Keiko'sBARで400本のウイスキーとともに夜ごと織りなす、時に切なく、時に暖かいスモーキーでちょっとオトナの物語。少しだけ、日本にもなじんできたライオンですが……。
北のライオン(4)
人にはウイスキーの数だけの生き様がある。そして酒場には夜の数だけの出会いがある。亡き妻・恵子を育んだ国にやってきたバーテンダーの“MR.ライオン”。強面だけれどお人好し、屈強だけれど寂しがり。Keiko'sBARで400本のウイスキーとともに夜ごと織りなす、時に切なく、時に暖かいスモーキーでちょっとオトナの物語。ライオンとKeiko'sBARは?
ハートカクテル サマーストーリーズ

ハートカクテル サマーストーリーズ

著者自らが厳選したハートカクテル決定版!! 都会的且つ洒脱な作風で、多くの読者を魅了してきた「ハートカクテル」(1983~1989年)。その膨大な作品の中から著者自からが厳選した傑作を「春」「夏」「秋」「冬」の季節ごとにまとめ、全4巻でお届けする最新のアンソロジーです。シリーズ第1弾となる本書「ハートカクテル サマーストーリーズ」では、夏が舞台となった作品25編を掲載しています。収録に当たっては、退色してしまった原稿を最新のデジタル技術で完全補正、さらに全ページの着彩を新規にやり直しています。きらめく真夏の太陽の輝きとさわやかに駆け抜ける風……、甘く切ないあのころの思い出が鮮やかによみがえる、決定版自選集となります。
なつのの京

なつのの京

京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリー わたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー! ●あらすじ 「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を――」 バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき―― この物語が始まった。●著者から 『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて… でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。