あらすじキラキラでまぶしすぎる笑顔、広い会場で堂々と響き渡る歌声、色とりどりのペンライトの中を駆け抜ける勇姿――推しのアイドルが尊すぎる!!クラスメイトの田中くんは、(咲子とまーやに煽られて)千尋への告白を決行。「どうせ俺みたいな地味なヤツ、眼中にないだろ…」と、玉砕覚悟で挑んだ田中だったが、千尋のリアクションはまさかの赤面ーー!?千尋は推しアイドルだけど、友達でもある咲子の胸中はいかに!写真部の活動、夏服デビュー、水泳の授業などなど、推しの魅力がたっぷり詰まった3巻です!
そりゃ推しのアイドルと席が隣になれば、ドキドキよね〜入学した高校で、しかし彼女は悩み苦しむ。 「だって迷惑かけたく無い!」 熱烈なファンである一方、良識と善意のある主人公。ファンだと伝わってしまっても、距離感に戸惑ってキョドる感じは好感が持てる。いい奴だー。 しかし彼女のSNSには、何故か有名な「ガチ恋同担拒否勢」から、しつこいDMが。どこかで見られている……かなりの狂気を孕みつつ、しかしこれが意外に、あまりしんどくならない。主人公の優しさで、誰も悲しくならない展開。そして所々挟まれるアイドルの笑顔に、心洗われっぱなし。 その笑顔は、ファンだと告げつつ「同級生として」接する真摯な主人公に向けられる、信頼と友愛の笑顔。何と……何と尊いロマンシス!しかし舞台のアイドルの眩しさにも打たれる主人公……。 主人公の将来の夢とも絡む物語、先が楽しみ!