あらすじ

ホストのりゅうのすけと付き合い始めて3ヶ月――。一緒ににご飯を食べたり部屋でまったりしたり、穏やかな時間が流れていた。しかし彼は決してすみれに触ろうとはしなかった。それはホストだからこその苦悩によるもので……

ホストクラブの天井までとどくようなシャンパンタワー。大好きなホストや仲間たちに囲まれた乾杯。だが、夢のような時間はあっという間に過ぎて、あとには「掛け」だけが残った。その額は150万――その支払いのため、彼女は風俗で働くことを決意するが……

ホストにハマって風俗で働いた話 2

ホストクラブでの「掛け」を支払うために、SM風俗に入店したすみれ。初めてのお客さんは優しい人だった――しかし、オプションに入っていたのは浣腸。浣腸器の使い方さえ知らない彼女に、客が要求したのは……

ホストにハマって風俗で働いた話 3

風俗に入って初めての接客でつけられたオプションは浣腸――直接腸にお湯を入れられ痛みに耐えるすみれに、欲望を隠さない客はさらなる要求を……

ホストにハマって風俗で働いた話 4

歌舞伎町のガールズバーで働いているすみれは、毎日飲んで騒いで充実した日々を送っていた。そんなある日、仲間に誘われて入った初めてのホストクラブ。いろんなホストがいる中で、”りゅうのすけ”は弱々しく見えて――

ホストにハマって風俗で働いた話 5

初めてのホストクラブで出会った”りゅうのすけ”――彼からは毎日のようにLINEが来た。どうせ営業でしょ…そう思って無視しても毎日届くメッセージに、次第にすみれも返信するようになった。そして2人で遊びに行く約束をして……

ホストにハマって風俗で働いた話 6

ホストのりゅうのすけと付き合い始めて3ヶ月――。一緒ににご飯を食べたり部屋でまったりしたり、穏やかな時間が流れていた。しかし彼は決してすみれに触ろうとはしなかった。それはホストだからこその苦悩によるもので……

ホストにハマって風俗で働いた話 7

ホストと付き合うことによる不安も寂しさも、りゅうのすけは取り除いてくれた。やっと彼を信じることができる、そう思ってたのに――…。ある日の仕事帰り、仲間の強引な誘いによりホストクラブへ行くことに。そこで出会った”まさき”に……

ホストにハマって風俗で働いた話 8

ホストの「まさき」に一目ぼれしてしまってから、毎晩のように店に通うことになったすみれ。彼氏のりゅうのすけには、仕事だと嘘をついて…。男女の仲になれてもいない、きっとまさきにとって私は客の一人でしかない。分かっていても店で何万円も使うことを止められなくて…

ホストにハマって風俗で働いた話 9

昼職への就職が決まった彼氏のりゅうのすけ、今日はその就職祝いをする日。「お祝いだから」と楽しそうに話す彼を見ても、考えてしまうのはまさきのことばかり。心が噛み合わないまま過ごす2人だったが、すみれの財布にある青伝票をりゅうのすけが見てしまい……

ホストにハマって風俗で働いた話 10

外での買い物中に、ホスト通いがバレてしまったすみれ。周りの目も気にせず怒鳴るりゅうのすけの言葉に、涙が流れる…。重い空気の流れる帰り道に、別れ話を切り出してみたけれど……

ホストにハマって風俗で働いた話 11

デリヘルでもっと稼げる店ないかな?――すみれの言葉にスカウトが提案したのは「AVへの出演」だった。今より稼げるならと二つ返事で頷き、企画モノの女優になった彼女の元に仕事はすぐにきた。初めての撮影は、外が見える鏡張りのバンで男優とセックスするもので…

ホストにハマって風俗で働いた話 12

AV出演も終わり現役AV女優の肩書きを持ってデリヘル店を移ったすみれ。まだまだ稼ぐしかない――ホスト遊びにはお金が必要だから。 そんな彼女とりゅうのすけは冷え切った関係を続けながらも一緒に住んでいた。しかし家の空気は悪く、限界を感じたすみれは友人とともに歌舞伎町へ……

ホストにハマって風俗で働いた話 13

友人の誘いでりゅうのすけが飛んだ店に入ったすみれ。タイプのホストがいることもあり、最初は悩んでいたけれど指名して飲み直すことに。しかし、それを見ていたある人間がすみれの行動をりゅうのすけに伝えて……

ホストにハマって風俗で働いた話 14

すみれの行動に限界がきたりゅうのすけは、我を失い激しい暴力を振るっていた。死の恐怖を感じながらも命からがら家から逃げ出したすみれは、周りに奇異の目で見られながらも街を駆け抜けた。そして彼女はスマホを手に取り、ある男へ電話を……

ホストにハマって風俗で働いた話 15

電話に出てくれた男の助言により警察へ行くことができたすみれ。死の恐怖から救ってくれた彼は、この日からすみれの新しい担当になった。以前と変わらずホストクラブに通う彼女は、毎晩のように店に足を運んだ…

ホストにハマって風俗で働いた話 16

風俗の仕事を続けていたすみれにはお金があった。新しい担当のために派手にお金を使い続け、いつしか彼は店の売上上位にランクインする看板ホストになっていた。りゅうのすけの事件のあの日から――二人は身体の関係を持つことになっていて……

ホストにハマって風俗で働いた話 17

ある日レンのために店へ行くと、関西弁の女がレンを指名し派手に飲んでいた。手強そうな客だと判断したすみれは気を遣い、レンについてもらうのは女が帰ってからでいいとボーイへ伝えた。しかしその日、彼がすみれの席に来ることはなかった…。指名被りをした女とすみれは、レンをめぐって激しい争いをすることに……

ホストにハマって風俗で働いた話 18

すみれと関西弁の女・エリで指名が被ってしまったレン。「今日はずっとすみれちゃんと飲む」という約束を優先しすみれの席にいることを選んだが、納得のいかないエリが2人の席に乗り込んできて――!?

ホストにハマって風俗で働いた話 19

レンのバースデーイベントにシャンパンタワーをすることを決意したすみれ。懲りずに150万の借金をしながらも、当日は華やかな注目を浴びタワーの前で2人は乾杯した。今日の主役は私とレン、そう思っていたけれど……

ホストにハマって風俗で働いた話 20

「ごめん…すみれちゃん」そう言いながらレンはすみれのそばから離れていく。彼の向かった先にはエリのシャンパンタワーが…。その日すみれはエリに負けたのだった――。翌日の朝、家についたすみれの頭にはレンとの想い出が駆け巡る。そして、すみれはある決断をする…!

ホストにハマって風俗で働いた話 21

エリに負けて、すぐにお金が必要になったすみれは日本一の風俗街のソープで働き始めた。お客様相手の仕事中でもすみれはレンのことを考えている。だけど、回転率がいいと言われた店での仕事はやはりハードで…。