あらすじ夭折の天才作家・芥川龍之介と“闇”“魔”を視覚化する漫画家・石川賢の夢の邂逅。収録作品のうち『羅生門』『蜘蛛の糸』『トロッコ』は原作の世界観をより分かりやすく、本作を読んだ後に原作を読めばより作品世界への理解が深まるアプローチであるのに対し、『新羅生門』は『羅生門』を独自の解釈で大きく拡げ、自身の作品世界へと昇華させている。芥川の小説作品をベースに、イマジネーション溢れる石川ワールドは必見!!
『羅生門』『蜘蛛の糸』『トロッコ』はおそらく芥川龍之介の小説をそのままコミカライズしたものだと思う。『新羅生門』はさすが石川賢だな思わせる内容だった。 昔にこの「羅生門」を読んだ覚えがあって羅生門の老婆がタイムトラベラーでサイボーグと戦っていた気がしたのだが全くそんな内容ではなかった。 調べてみたら「桃太郎地獄変」に収録されていた「山姥」と勘違いしていたっぽいな...