【※この作品は話売り「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」の単行本版第1巻です】「私は夫に秘密を持ってしまった」5年間、献身的に義母の介護を続けた香蓮。義母が亡くなり、先の見えない介護生活が終わった…その四十九日に夫の浮気を知る。「離婚はまだできない。せめて一周忌は終わってからでないと、古風で献身的な嫁の鑑を介護が終わった途端に捨てるとか外聞が悪すぎるだろ」そう笑いながら愛人と電話する夫は、介護疲れで老け込んだ香蓮を捨てて若く綺麗な女を選ぼうとしていた。自暴自棄になった香蓮は飛び降り自殺を図るが、とある男に止められる。その男は彫師を名乗り、その脇腹には「香蓮」の名前と同じ美しい蓮の花のタトゥーが彫られていた……。「旦那を地獄に堕としてやれよ…どうせ死ぬならその前に」その日、胸に彫った「秘密」が香蓮の運命を変えていく――。
【※この作品は話売り「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」の第7巻~12巻を収録した単行本版第2巻です。重複購入にご注意ください。】「あなたにつまらない女だと思われてしまったら耐えられない。」夫に浮気され、自殺しようとしたところを助けた若い彫師・一倉柊哉にタトゥーを彫ってもらった香蓮は、柊哉や仲間たちと関わり始めたことで、次第に自分らしい人生を取り戻していく。ほのかな恋心をお互いに感じ始める柊哉と香蓮。一方、亡き母の遺産がすべて妻・香蓮に渡ることを知った夫・規弘は、ますます女としての輝きを増し、強くなっていく香蓮と、別れ話を聞き入れず疎ましくなっていく愛人・まゆみに恐れを抱くようになる。そんななか、なかなか別れようとしない規弘に業を煮やしたまゆみは、異常な嫉妬心から香蓮を殺そうと、タトゥースタジオに出入りしているチンピラに殺人の依頼をするが…!?
【※この作品は話売り「サレ妻の復讐~魔性の刺青~」の第13巻~18巻を収録した単行本版第3巻です。重複購入にご注意ください。】「キスしたかった。一度だけ―――あの優しい男(ひと)と。」夫の愛人・篠谷まゆみに依頼を受けた暴漢に襲われ、重傷を負った香蓮。薄れゆく意識の中で柊哉に想いを馳せる香蓮だったが、なんとか一命をとりとめる。次第に常軌を逸していくまゆみはついに逮捕、完全に気持ちが離れた夫・規弘は、回復した香蓮とよりを戻そうと迫るも、香蓮はそれを拒否し離婚を宣言。香蓮は柊哉と、その新しい仲間たちとともに親交を深め、新たな世界へと踏み出そうとしていた。だが、規弘の部下・青山が不穏な動きをし始めて…!?今回も目を離せない衝撃の展開の第3巻!!
【※この作品は話売「サレ妻の復讐」の単行本版第6巻です】青山が不穏な動きで柊哉と仲間たちを揺さぶるなか、香蓮は以前助けた老婦人・熾田の会合に参加する。そこでユタカの母・能見と対面、香蓮は熾田の人脈の力を借りて、夫・規弘をじわじわと追い詰める。一方、柊哉の出生の秘密と母のいきさつを能見から聞いた柊哉は、母親に対する気持ちに変化が生じる。そしてその話の出どこを探る中で、二人の周りを詮索している人物が規弘の部下・青山だと知る。規弘との離婚協議を続ける香蓮だったが、一向に離婚に応じない規弘に香蓮の静かな怒りが爆発。そんな香蓮を支えようとする柊哉だが…!? 既存の「不倫」ストーリーに飽きた読者に贈る必読の第6巻!!