あらすじ

自らを蝕む“闇”に悩む凱の、師となり“光”となるはずだった一条晴也は、“憤怒のグリムス”との激闘で、ついに“武装魔”と成り果ててしまった。“光”を喪った凱は失意とともに生地・飛騨へと帰るが、一条を止められなかった後悔に打ちひしがれる。幼なじみのさやかはそんな凱の身を案じるが、そこにもグリムスの“追手”が迫り……!?特撮界絶賛の、新次元コミックノワール、第4巻。
ソードガイ 装刀凱 1巻

森で不審な死を遂げた女。その傍らに生れた悲運の子、凱は、刀匠・亜門にひろわれる。十数年後、亜門の弟子となった凱は、作刀中の事故で右腕を失ってしまう。亜門は、魔刀“死龍”をつぶし、凱の義手として作り替えるが……? おびただしい戦いが渦巻く残酷な運命を引き受けた少年の、ゆく先に在るのは、“闇”か、それとも―――――世界を鮮やかに斬り裂く、新次元コミックノワール、第1巻。

ソードガイ 装刀凱 2巻

“武器”に魅入られた男を苛む、禍々しき運命の“螺旋”―――――惨めな死を遂げた母の悲運を一身に背負って生きるような、若き刀工・緒方凱。彼をとりまく世界は殺意で満ち、また己自身の殺意に呑みこまれる予感に晒されながらどうにか日常を保っていた。そんな時現れた、武器に魅入られた人間のなれの果て――“武装魔”によって、凱の日常は一変してしまうことに……! 「妖刀・死龍」、対武装魔組織「処史代」、「我眉衆」……多層的に絡む謎と思惑――世界に蔓延る“闇”を斬りひらく、新次元コミックノワール、第2巻。

ソードガイ 装刀凱 3巻

“武器”に魅入られ、“殺意”に憑かれし者たちの“兇”宴‐“妖刀・死龍”をその右腕と同化させた緒方凱は、“武装魔”と呼ばれる異形、そして、対武装魔組織である「処子代」の「刺客」との闘いを余儀なくされる。元々処子代の刺客だった一条晴也に、処子代本部に連れてこられた凱だったが、その矢先に重要基地が、武装魔の上級幹部とされる“憤怒のグリムス”の襲撃を受けることに。行きがかりからグリムス制圧に乗り出す一条と凱の前に現れたのは……!? 加速するコンプレックス・サスペンス。世界の“闇”と、自らを蝕む“漆黒”を斬る、新次元コミックノワール、第3巻。

ソードガイ 装刀凱 4巻

自らを蝕む“闇”に悩む凱の、師となり“光”となるはずだった一条晴也は、“憤怒のグリムス”との激闘で、ついに“武装魔”と成り果ててしまった。“光”を喪った凱は失意とともに生地・飛騨へと帰るが、一条を止められなかった後悔に打ちひしがれる。幼なじみのさやかはそんな凱の身を案じるが、そこにもグリムスの“追手”が迫り……!?特撮界絶賛の、新次元コミックノワール、第4巻。

ソードガイ 装刀凱 5巻

「武装魔」と成り果てた盟友・一条を、己の手で斃す決意をした凱。その前に現れた「鎖々銀吾嵐」と名乗る青年は、一条へ辿りつくべく案内役を買って出る。吾嵐を差し向けた処史代・百鬼長官の悪しき目論見……その策に嵌まった、鏡京香の哀しき運命……。そしてついにまみえる、凱と一条の「血闘」の行く先は――――!?

ソードガイ 装刀凱 6巻

「光」を喪った凱を苛む、狡猾な「惡」意―――――盟友・一条を、辛くもその手で斃した凱。手負いの凱の前に再び現れた、処史代・鎖々銀吾嵐は、一条の遺した「死装種(グリシード)」を前に、恐るべき真実を語り始める……。処史代長官・百鬼、また、一条の仇である「武装魔」グリムスから、くしくも同時に、「ある選択」を迫られる、凱の決断は――――!? 第一章完結。第二章『ソードガイ・ヱヴォルヴ』へ続く。