“武器”に魅入られ、“殺意”に憑かれし者たちの“兇”宴‐“妖刀・死龍”をその右腕と同化させた緒方凱は、“武装魔”と呼ばれる異形、そして、対武装魔組織である「処子代」の「刺客」との闘いを余儀なくされる。元々処子代の刺客だった一条晴也に、処子代本部に連れてこられた凱だったが、その矢先に重要基地が、武装魔の上級幹部とされる“憤怒のグリムス”の襲撃を受けることに。行きがかりからグリムス制圧に乗り出す一条と凱の前に現れたのは……!? 加速するコンプレックス・サスペンス。世界の“闇”と、自らを蝕む“漆黒”を斬る、新次元コミックノワール、第3巻。