あらすじ

派閥争いの結果、副社長が斉木(さいき)常務に決まってお先真っ暗になった金子(かねこ)は、瀬上年男(せがみ・としお)と不倫していたOL・まなみを抱いた後に倒れてしまう。一方、斉木常務側についていた年男は、その祝勝会をすっぽかして友美(ともみ)とのデートに向かい、ついに彼女と肉体関係を持つ。そして年男は、自分のやすらぎはこの女なのだと感じて愛の告白をするのだが……!?年男が最後に行き着くやすらぎとは?意外な結末を迎える完結巻。
俺にはオレの唄がある(1)

男のやすらぎとは何か?それを探し求めて二重生活するサラリーマンが、恋愛や派閥争いに翻弄されながらも答えを見つけていく自分探しストーリー。35歳になった瀬上年男(せがみ・としお)は、家庭でも会社でも優等生だった自分とは違うもう一人の自分になろうと、妻に隠れて貯め込んだ金でアパートを借りて二重生活を始める。そこで、何年かぶりに自由を満喫する年男は、隣の部屋に住む謎の男・野島(のじま)と知り合って……!?

俺にはオレの唄がある(2)

派閥争いの結果、副社長が斉木(さいき)常務に決まってお先真っ暗になった金子(かねこ)は、瀬上年男(せがみ・としお)と不倫していたOL・まなみを抱いた後に倒れてしまう。一方、斉木常務側についていた年男は、その祝勝会をすっぽかして友美(ともみ)とのデートに向かい、ついに彼女と肉体関係を持つ。そして年男は、自分のやすらぎはこの女なのだと感じて愛の告白をするのだが……!?年男が最後に行き着くやすらぎとは?意外な結末を迎える完結巻。